今の私は両思いのほうが好きですが、過去を振り返ってみれば10代の頃は片思いの方が楽しかったです。
片思いを楽しめた頃の話
単純に10代の時はもし両思いになっても、どうしたら良いのかわからなかったです。
実際両思いになったことは無いのですが、両思いの可能性がチラついてくると怖くて逃げてました。そんなつもりはなかったけど、今思い返すと怖気づいてました。本気で恋愛してるフリしてたけど、実際はしてなかった。恋愛してるってキャッキャしてる状況だけで十分楽しかったです。
両思いになれたらいいな~って妄想だけで幸福感に浸れたし、こんなことしたい、あんなことしたいなんて想像は20代よりたくさんしてました。妄想だけで飯が3杯は食えるぜ!
その旺盛な妄想力で、もし彼氏が出来て、彼氏の家に遊びに行ったら・・・なんて妄想をしては困ってみたり(まだ付き合ってすらいないのに)、それで余計怖気づいたりして、妄想の世界に浸り続けていました。
一緒に通学が出来なくても、偶然下駄箱で会えただけで嬉しかったですから。あといざ付き合って、クラスメイトになんか言われるのも嫌でしたし。(実際付き合ってる人たちは、外野の話題のネタになっていた)
それが出来たのが10代。
それで満足できなくなったのが、20代。
もう、両思いになって男性と付き合うことが怖いって気持ちは無かったです。20代前半はまだちょっとあったけど。
そうなると片思いなんてただ辛いだけ!妄想だけじゃ飯は食えないよ。空腹!空腹!両思いになりたかったし、愛されたかった。好いてもらえるのがすっごく嬉しかった。
10代の頃は自分が大好きだったけど、20代は自分の嫌な所に打ちのめされてボロボロでした。だからそんな自分を好いてくれる人がいることが本当に癒やしだったし、自分も誰かにとってのそういう人でありたかった。
今30代だけど、もう片思いを楽しむことは出来そうにありません。20代後半の片思いが辛かったのもあると思う。