こんなこと面と向かっていったら100%怒られるし、こんこんとどんなに大変だったか語られるでしょうけどブログなので本音を書いてみます。
彼氏の婚活話はそんなに詳しく聞いたわけでは無いのだけれど、2~3年ぐらいやって相当苦労したらしく、死にたくなるようなこともあったらしい。私が嫉妬深いので過去の話とはいえ、どんな女とどんなデートをしたとか、どんなひどい目にあったのかは聞きたくないので、たぶんこれから先も詳細を知ることは無いと思う。(聞いといたほうが良いこともあるのかな?)
その婚活地獄の中で、自分の欠点を直したり、いろいろ努力をした結果と私は会うのだけれど、苦労しただけあって最初会った時長所が多い人だと思った。
遊びに行く約束をしたら何度も下見をしていてくれたらしく、とてもスマートに案内してくれたし、飲食店の予約もしてくれていて、とてもいいお店だった。正直私が男だったら出来ない芸当でした。
ただ、やっぱり婚活に失敗してるだけあって、いろいろヤバイところもあった。
例えば初対面なのに手とか触られたり、距離感が近ずぎて、近い!怖い!って内心震えていた。よくわからない人に触られるのは結構怖い。
それに会ったばっかりなのに好き好きアピールされて(鈍感な私でも気づくぐらい)、「この人は女なら誰でも良いのか?」って引いてしまった。
その後、いろいろあって付き合うことになるんだけど、苦労して出来た彼女だからとても大切にしてくれた。
甘やかしてくれることも多々あるけど、その後結婚する事も考えてくれていたので厳しい苦言もよく言われた。真剣に付き合ってくれてるんだなーというのがわかって安心した。
どちらかと言うと私はクズなので、そういう所は尊敬しているし、彼氏を見習って私も彼氏を大切にしようと思っている。
しかし話を聞くと、彼氏もそこそこクズだった模様。そんな彼氏をこんなしっかりした人間にしてくれたのは婚活での数々の失敗。ただ、出会うのが遅かったら婚活に絶望して彼氏がもっと病んでいたかもしれないので、その前に出会えたのは本当に良かったと思う。
この記事を書いたきっかけは、とあるブログに書かれていたこの言葉を読んだから。
寛容さは性格の問題みたいに言われがちだけど、実際、寛容になれるかなれないかは、知識と経験にかかっている部分が多いと私は思う。
彼氏が寛容なのは、婚活での経験と、どうしたら上手くいくのか勉強した(知識)からだろうなーって思ったので、私もこの方と同意見です。私自身も心当たりがありますし。(若い頃より寛容になれたのは、まさに知識と経験のおかげ。元々の性格では無いな~。)