私の両親もそうだったのですが、私が「これが好き!」というと、それの話題を振ったり、それを買ってくれることが何度も有りました。こっちが「もういいよ!」って言いたくなるほど、そればっかり勧めてくるので少々辟易していたのですが、最近彼氏を見ていてそんな親の気持ちもわかるようになってきました。
喜ばせようとしてくれる気持ち
彼氏は私の好きなものをいくつか知っています。
なので、それ関係の新情報を得ると教えてくれたり、今度一緒に行こうよと誘ってくれたりします。彼氏は別にそれが好きでもなんでも無いのに。
じゃあ何で彼氏はそんなことをしてくれるかと言うと、私が簡単に喜ぶから。
恋人(好きな人)を喜ばせたいって気持ちがある。私も喜ばせたい。じゃあどうしたら喜ぶの?それがわからなかったら、いろんな失敗をしてしまいそうだけど、彼氏はそれを知ってるので行動してくれます。
別にしてくれなくても良いのだけれど、私が彼氏の立場だったら「これをすれば恋人が喜ぶ!」っていうものがわかってたら行動しちゃいますね。
だから恋人同士で、「私はこれをしたら喜ぶよ!」「こういうのが好きだよ!」というのを日々のコミュニケーションで伝えておくのは大切だなーって思います。
エスパーじゃないんだから、言ってくれなきゃわからないこと多いですし。
少女漫画だと、彼女のちょっとした言動から
「お前これ好きだろ」
と、彼氏がサプライズしてくれてドキドキするー!なんてことありますが、現実ではなかなか無いですからね!
そんな彼氏の様子を見てたら、私の両親も同じことをしていたなーと思い出しました。
例として私が「みかん大好き!」って言ったら、こっちが「もう良いよ!」っていうぐらいみかんを買ってきました。でも、これって何をしたら子供が喜ぶかわからないし、「何を買ったら良いかわからないけど、『みかん』は好きだから喜ぶだろう」って気持ちだけで買ってきてくれていたんですよね。
そんなことを知らなかった私は、「何で毎回みかんばっかり買ってくるの!」って怒ってました。それなら、「みかんも好きだけど、いちごも好きだなー!」って言えるのが一番良かったって今ならわかります。「いつもみかんだったら飽きるって、わかるでしょ!」なんて相手にわかってもらう努力を求めてばかりじゃダメですね。子供には難しいかもしれないけど。
今は私も大人だし、彼氏は他人なのでそんなワガママで振り回すことはしていませんが、「私が何をしたら喜ぶか?」ということはそれとなく伝えつつ、彼氏にとっての「喜ぶこと」も知っていきたいです。