私は年の差恋愛が向かなかった

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森美樹さんのこちらのエッセイを読んで、そうですよね~と思った話。

年の差恋愛には向き不向きがある|アラフィフ作家の迷走性活|森美樹|cakes


私は年下の男性が好きだった。そしてなぜか仲良くなる男が年下ばかりだった。「なんて上手く出来てるんだ!やっぱり私には年下が合うんだな!」という様なアホみたいなことを考えたりもした。

なんで年下が好きなのかと言うと、女のほうが寿命が長いからである。7歳ぐらい年下の男性なら、一緒に死ねるだろうと思ってた。一人残されて何年も生きる事が、私にはきっと耐えられない。


しかし、年下男子とは上手くいかない。

ある日、理想の7歳下の男の子と知り合うことが出来た。そりゃもう浮かれた。冷静さなんてこれっぽっちも無かった。だけど、何度も何度も一緒にいるようになって、冷静になることが出来た。そんなことも知らないの?とびっくりすることがいくつもあった。

そりゃ7つ下なんだから、あと数年経てばきっと知るだろう。でも、「そんなことも知らないの?」と見下す様なことが無くなるのは、一体何年後なんだろう?そんなことを思っているうちに、彼も私のことを嫌な女だと思うだろう。


7年分の知識の蓄積が無い事を受け入れることが出来ない私には、年の差の恋愛は向かないんだ。


その後、1つ年上の人と付き合うことが出来た。人生初の年上だ。

びっくりするぐらい甘えた。甘えることを良しとしてくれる人だったので、自分の今まで見たことが無い甘えた部分がたくさん出てきた。そして、その人は私の知らないことをいろいろ知ってて、素直に尊敬出来た。

これじゃ年下と年上の対比になってしまう。年の差に話を戻そう。

同世代なので、共通の話題が溢れるほどある。年が離れすぎてると宇宙人みたいだな(理解できなくて)、なんて思うことがあったけどそんなことはまったく無い。同世代の居心地の良さにどっぷり浸りつつ、死ぬ時のことを考えて恋人を探すことを本気でやめた。

あと付き合ってないけど、10歳以上年上の人に口説かれた時、何度も同じ話をされて(前に話したことを忘れてしまうらしい)、老いるなら一緒に老いたいな・・・と思ったことがあった。

もし逆の立場で「また同じ話ばっかりしてる」と一方的に思われるよりは、お互いのことを「また同じ話ばっかりした!」「そっちもしてるだろ!」って言い合うほうが私は良い。

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